未曾有の領域に入った欧米および日本経済、また、低成長に入った中国。資産は投資ではなく、どう守るかが問われています。 ただし、日本円だけで通貨を保有するのもリスクがあり、人民元、ドルの保有も必要です。すでに金融システムが機能マヒを起こし、中央銀行のみがその資金供給先となった今日、金融資本主義は新しい仕組みがないかぎり停止してしまうのではないでしょうか。 また、中国、ベトナムについてもレポートいたします。

火曜日, 1月 13, 2009

CITI 中国事業見直しか?

 スミスバーニーの売却予定など スリム化を進めるCITI グループですが、中国のプライベートバンキング部門を閉鎖する見通しです。これは 富裕層向けのサービスで、個人向けをやめるわけではありません。 中国では 外銀の中ではHSBCがその存在感示していますが、プレミアアカウントは50万元以上の預金残高があればなれますが、日本、香港などの半分の預金が下限です。
 CITIのプライベートバンキング部門は 中国の超富裕層を顧客にしていますので、日本でいうCITI COLDへ誘導していくものと思われます。
 なお、日本では シティバンク銀行 といい 預金保障機構の1000万円+利息の保障対象銀行です。いまや 国営銀行(FRB)ですので 安心な銀行といえるでしょう。