未曾有の領域に入った欧米および日本経済、また、低成長に入った中国。資産は投資ではなく、どう守るかが問われています。 ただし、日本円だけで通貨を保有するのもリスクがあり、人民元、ドルの保有も必要です。すでに金融システムが機能マヒを起こし、中央銀行のみがその資金供給先となった今日、金融資本主義は新しい仕組みがないかぎり停止してしまうのではないでしょうか。 また、中国、ベトナムについてもレポートいたします。

金曜日, 1月 09, 2009

クリード会社更生法申請

 本日 1/9 クリードは会社更生法を申請し 受理されました。負債総額は 650億円、 12/末 期限の借入金の借り換えができなかったのがその要因です。 1/13 のJ-REIT市場に与える影響は、大きなものになりそうで、J-REIT 主管会社 2社目の破綻となります。 J-REITは 利益を内部留保することができず、利益のほとんどを還元するので投資家にとってはいいのですが、J-REIT主管会社にとっては厳しい状況が続きます。 なお、3月まで 地方銀行が保有するJ-RET の売却が予想されるため J-REITの多くが下がったからと購入するのはリスクが伴います。
 筆頭株主は 外資のいちごアセット ですが、CITI BANK 個人金融部門 担保処分口が 2.3%保有していることが気になります。