オバマ大統領就任式を見て
オバマ大統領就任式の模様をCNBCで見ていての感想ですが、やはり、マイノリティ、中間層から転落した人々、貧困層向けへのメッセージが込められていました。
「すべての人は平等であり、幸福になれる」 というメッセージは 黒人にとって心に打つものがあります。 また、我々という言葉を数多く使っており、アメリカの最団結を呼びかけたもので これは 「ミーイズム」 から 「アワーイズム」への転換を呼びかけています。 解説をしますと 基本的に黒人社会は 両親・兄弟・親戚 関係を大事にしています。 必ず 子供たちを含めて 登場する オバマは 従来のパートナーだけを同伴する アングロ・サクソンとは異なるライフ・スタイルをアメリカ国民にメッセージしています。 ミーイズムが基本の現代アメリカ社会において 家族の絆を大事にするという 1960年代までは普通であったライフ・スタイルが 現代白人社会に受け入れられるかどうかが 今後 重要なことです。
また、ルーズベルト大統領就任式で 本人が痛烈にウオール・ストリートを批判したのとは違い、オバマ新大統領は 金融危機に対して具体的に触れることがありませんでした。
これは オバマ自身 ウオール・ストリートには対立するものではないので、多くの規制をするべきと言っているEU陣営とは違い 規制をしても報酬の制限などゆるやかな規制に留めるものと予想されます。(前回記しましたように、ブレインにはジョージ・ソロス氏が控えています)
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