未曾有の領域に入った欧米および日本経済、また、低成長に入った中国。資産は投資ではなく、どう守るかが問われています。 ただし、日本円だけで通貨を保有するのもリスクがあり、人民元、ドルの保有も必要です。すでに金融システムが機能マヒを起こし、中央銀行のみがその資金供給先となった今日、金融資本主義は新しい仕組みがないかぎり停止してしまうのではないでしょうか。 また、中国、ベトナムについてもレポートいたします。

火曜日, 1月 20, 2009

フリードマン と デビッド・ビッツ

 「フラットな世界」を出版し持論の市場中心主義経済、グローバル経済を実現させ、また、その崩壊の危機に瀕している フリードマン博士です。一方、ハーバード出身ではなくカレッジ出身ながら 通貨経済に影響力を持つ デビッド・ビッツ氏 が先日 日経新聞でも紹介されました。
 残念ながら、デビッド・ビッツ氏の著書「ワールド・イズ・カーブト」は日本では出版されていませんが、注目の著書です。

 つまり、グロバーリゼーションは世界の隅々まで 浸透しそうだったが、結果、「世界はだまされた」という本です。curveは曲がると言う意味ですが俗語で 「だます」という意味が含まれます。

さて、すでに90才を超えるフリードマン氏ですが、現在の世界経済をどのようにみているかお聞きしたいものです。