未曾有の領域に入った欧米および日本経済、また、低成長に入った中国。資産は投資ではなく、どう守るかが問われています。 ただし、日本円だけで通貨を保有するのもリスクがあり、人民元、ドルの保有も必要です。すでに金融システムが機能マヒを起こし、中央銀行のみがその資金供給先となった今日、金融資本主義は新しい仕組みがないかぎり停止してしまうのではないでしょうか。 また、中国、ベトナムについてもレポートいたします。

水曜日, 12月 30, 2009

日本が新興衰退国から脱するには

 日本は海外ファンド勢から新興衰退国として見られるようになってしまっていますが、人口の減少がひとつの要因ともなっています。その中長期の打開策は。

1) 人口減少国に需要は生まれないため抜本的な人口増加策として 特定業種における積極的な移民政策を導入する。
フィリピン、インドネシアに次ぎ ベトナムが新たな看護士の育成を申し入れていますが、様々な規制・既存の看護士人件費が下がるなど課題が山積しています。

2) 子どもの養育・教育費は家計に重くのしかかるためこども手当てではなく、子どものいる家庭は減税策を導入する。 同時に消費税の増税が必用となりますが、子どもにかかる費用・物品は消費税はかからないようにする。

「人口増なくして成長なし」これがキーワードです。