未曾有の領域に入った欧米および日本経済、また、低成長に入った中国。資産は投資ではなく、どう守るかが問われています。 ただし、日本円だけで通貨を保有するのもリスクがあり、人民元、ドルの保有も必要です。すでに金融システムが機能マヒを起こし、中央銀行のみがその資金供給先となった今日、金融資本主義は新しい仕組みがないかぎり停止してしまうのではないでしょうか。 また、中国、ベトナムについてもレポートいたします。

金曜日, 6月 15, 2007

6/15 急激に123円台の円安へ下落

個人でFXを利用されている方はこの6月の対ドル円安は大きな差益を得ている方も多いのではないかと思います。 月初の120円台から一気に6/15 123円台まで下落、米国の金利上昇 日本との金利差拡大による 円からドルへのシフトは当然の流れとして、1ロット 10万円で売買としますと3円の円安で30万円の差益がとれるのがFXの魅力でもあります。 当然、一日で売買を繰り返しますので単純にはいきませんが、急激な為替変動は 売買チャンスであるわけです。
 外国為替は ファンダメンタル面および政治的要素など外部要因で変動するわけですが、日本が低金利政策を続けるかぎり、米国との金利差の拡大縮小で円安・円高に振れますので 政治・経済の勉強も兼ねて30万円程度の資金から始めることができます。
  一方 円は対香港ドルで 3/5 14.71円から 6/15 15.8円 と約3ケ月で約7.4%下落しています。 香港ドルはUSドルにペッグしていますが、同期間 円の対US$は115.59円から123.55円まで7.96円 約6.8%の下落ですので 香港ドルの方が下落率が高いのがわかります。
 なお、US$と人民元のFXはありませんが、賢い香港人はすでに香港ドルを人民元へ交換し 香港ドルより人民元志向となってきているようです。