元と円の関係は?
中国当局が元のバスケット方式による変動相場制に移行してから2年が過ぎましたが、元・円・ドル・香港ドルの関係を調べてみました。(InterBank Rate)
1元 は 2005年7月23日の0.1234ドルから現在 8/8まで 0.1323ドル と 7.2%元高ドル安となっています。一方、元と円の関係では、1元 同13.745円 から 同15.7008円と14%の元高円安となっています。
これは円の価値低下がドル、元 相対比較で理解できるものです。
また、元と香港ドルの関係では1元 2005年同 0.9593ドルから 2007年同 1.0357ドルへ 7.96% と U.S.ドルにペッグしているのがわかります。
円と香港ドルの関係では 1円 2005年同 14.3308ドルから2007年同15.1603ドルへ5.7%の元高円安です。
ちなみに 円 とU.S.ドルは 2005年同 111.35円から2007年同 118.687円とご存知の通り 6.6%の円安ドル高です。
この2年間 元>U.S.ドル>香港ドル>円の関係であることがわかります。
円から元へシフトした場合が、一番 パフォーマンスが良いのですが、理論上は100万円を元へ替えておけば142280円の差益がでていたことになります。
0 Comments:
コメントを投稿
<< Home