未曾有の領域に入った欧米および日本経済、また、低成長に入った中国。資産は投資ではなく、どう守るかが問われています。 ただし、日本円だけで通貨を保有するのもリスクがあり、人民元、ドルの保有も必要です。すでに金融システムが機能マヒを起こし、中央銀行のみがその資金供給先となった今日、金融資本主義は新しい仕組みがないかぎり停止してしまうのではないでしょうか。 また、中国、ベトナムについてもレポートいたします。

土曜日, 8月 04, 2007

くすぶり続けるN.Y.マーケット

調整を続けるN.Y.株式市場ですが 8/3 281ドルの下落で引けました。サブプライム問題の信用不安から全面安となりましした。一方、ドル円は119円台から始まり一時117円95銭まで円高ドル安となり、118円10銭前後で引けました。
 N.Y.株安でドル安という流れは、8/6の日本のマーケットで日本株安で円高という流れに引き継がれそうです。 海外勢の日本株売りはまだ続きそうですが 来週中には一段落するかどうかです。
 なお、円ドルは5ケ月ぶりの115円台へ向かうかどうかですが、115円台は日本の個人投資家による円売りや輸出企業によるドル買い予約をうこなう水準でもあります。ただし、ヘッジファンドなどの海外勢が仕掛けて115円を超えた円高水準となりますと本格的な円安の流れの見直し検討となります。
 株はお休み、円高傾向でFX に集中です、 なお、私の中国の友人は中国株は危険水準であると警告しています。