未曾有の領域に入った欧米および日本経済、また、低成長に入った中国。資産は投資ではなく、どう守るかが問われています。 ただし、日本円だけで通貨を保有するのもリスクがあり、人民元、ドルの保有も必要です。すでに金融システムが機能マヒを起こし、中央銀行のみがその資金供給先となった今日、金融資本主義は新しい仕組みがないかぎり停止してしまうのではないでしょうか。 また、中国、ベトナムについてもレポートいたします。

金曜日, 8月 17, 2007

NY ダウ 大幅下落 ドル円 一時 112円16銭

 NY 12:30 (日本時間 午前1:30現在) ダウ232ドル安、ドル円は一時 112円98銭をつけた後 113円台半ばで推移しています。 ドル円は ロンドン市場で114円20-30銭で引けた後、NY株式市場の下落とともに 114円台からドル安 一気に一時 112円16銭をつけました。
 1日でのパニック的なドル安円高 水準に ロンドンでは円キャリートレードをしかけていたヘッジファンド、機関投資家の円買い、また、NYでは投信系の円買いが観測されています。
 円ドルは完全に円高ドル安に転じていますので、今後109円台を目指す動きとなってきています。

本日 ドルは円に対してメルトダウンです。 株式市場の低迷は当面続きそうですが、今後は日本経済への円高のメリットも考えたいところです。