未曾有の領域に入った欧米および日本経済、また、低成長に入った中国。資産は投資ではなく、どう守るかが問われています。 ただし、日本円だけで通貨を保有するのもリスクがあり、人民元、ドルの保有も必要です。すでに金融システムが機能マヒを起こし、中央銀行のみがその資金供給先となった今日、金融資本主義は新しい仕組みがないかぎり停止してしまうのではないでしょうか。 また、中国、ベトナムについてもレポートいたします。

月曜日, 1月 26, 2009

カルロス・ゴーンが語りました

 世界的な需要減に伴う 影響のNo1 自動車業界ですが、カルロス・ゴーンは当分需要は回復せず 自動車業界の再編が必要であると語りました。これは日本の自動車大手3社も含めてのことで、従来の買い替えサイクルは変化してしまうわけですから 当然と言えば当然なのですが、日本人経営者は公の席でいえないようです。
 さて、オバマ政権も推進する電気自動車ですが、先行するのは 日産自動車 と 三菱自動車 です。この2社は ハイブリッド(ガソリン+電池)車で遅れをとたっためか、家庭用電源で充電ができるリチウム電池 搭載の電気自動車を 販売予定です。一方 北米で オバマ政権は アメリカ・メーカーへは開発費の援助を行い、クリーン・エネルギー推進の電気自動車を本気で普及させる予定です。カリフォルニアでは 自動車メーカーの反対を押し切って、排ガス規制の法制化を認可する予定です。カリフォルニアでうまくいけば周辺13州へその対象を広げ、炭素化エネルギー消費の代表 ガソリン自動車の比率を下げていくようです。 トヨタ、ホンダは ハイブリッドでは先行していますが、世界標準がリチウム電池なのかそれ以外になるか見守って 参入するのではないでしょうか。