ワークシェアリングについて
筆者が以前より提唱していたワークシェアリングについて、産業界で検討を始めているというニュースが賑わっています。ワークシェアリングはドイツをはじめ欧州で以前より取り入れている制度で、週休2日、週休4日など 労働者で雇用を分かち合おうという考え方がベースにあります。
日本で議論されているのは、賃金抑制が先にありきで経営側が検討するが労働側が難色を示すといった、賃金をベースに検討するため 前に進まないようようです。
現在、ギリシアで始まった 暴動など政府への抗議運動は、若年層の失業問題が東欧へも拡大しています。
オバマ大統領の就任演説の中にも「同僚が職を失うようであれば自分の仕事を分けてあげよう」というメッセージがありましたが、日本全体の危機感はいまだ薄いといわざるええません。
(ただし、アメリカにはワークシェアリングという考え方はなく、雇用は調整されるものという考え方が基本です。)
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