未曾有の領域に入った欧米および日本経済、また、低成長に入った中国。資産は投資ではなく、どう守るかが問われています。 ただし、日本円だけで通貨を保有するのもリスクがあり、人民元、ドルの保有も必要です。すでに金融システムが機能マヒを起こし、中央銀行のみがその資金供給先となった今日、金融資本主義は新しい仕組みがないかぎり停止してしまうのではないでしょうか。 また、中国、ベトナムについてもレポートいたします。

月曜日, 2月 02, 2009

ベトナム 基準金利を1.5%下げる

 ベトナム当局は 基準金利を8.5%から7.0%へ下げ 即日 実施しました。
12月に続き の利下げとなります。
 ベトナム経済は 世界的な金融危機の中 経済成長を保っていますが、物価が高騰したというのが印象です。 消費者物価指数は現在 一桁台の上昇と落ち着いており、また、農業国・資源国・国民が若いとうのが強みでもあります。
 リテールバンクとしてのHSBCはベトナムを戦略的な 国と位置づけ 支店網の拡充を開始しております。また、国内の銀行はデリバティブ金融商品を保有することもなく、落ち着いた状態です。