未曾有の領域に入った欧米および日本経済、また、低成長に入った中国。資産は投資ではなく、どう守るかが問われています。 ただし、日本円だけで通貨を保有するのもリスクがあり、人民元、ドルの保有も必要です。すでに金融システムが機能マヒを起こし、中央銀行のみがその資金供給先となった今日、金融資本主義は新しい仕組みがないかぎり停止してしまうのではないでしょうか。 また、中国、ベトナムについてもレポートいたします。

金曜日, 2月 06, 2009

トヨタの決算見込み修正

 本日 2/6 東京株式市場 終了後に発表された トヨタの今期決算見込み 修正 ですが、フィナンシャル・タイムス が大きく報じています。
 タイトルは、「Toyota sees wider losses as sales slid. Carmaker expects ¥450BM operating loss.」
トヨタは今週 ムーデ゙ィーズのAAA評価からランクを下げましたが、今 自動車業界で起きていることは 市場が当面回復しないというマーケットにおいて、巨大なトヨタですら 生き残りをかけて 過剰設備、過剰人員の早急な見直しをしないといけないということです。 12月から指摘していますように 世界の消費者マインドは変化しており 必要ないものは買わない という姿勢です。

 今後 国内工場の集約および海外移転、最終的には 海外全面移転をせざるえなくなるのはないでしょうか。 

 週明けの 2/9の東京市場は 荒れるかもしれません。