未曾有の領域に入った欧米および日本経済、また、低成長に入った中国。資産は投資ではなく、どう守るかが問われています。 ただし、日本円だけで通貨を保有するのもリスクがあり、人民元、ドルの保有も必要です。すでに金融システムが機能マヒを起こし、中央銀行のみがその資金供給先となった今日、金融資本主義は新しい仕組みがないかぎり停止してしまうのではないでしょうか。 また、中国、ベトナムについてもレポートいたします。

火曜日, 2月 10, 2009

燃料サーチャージの大幅値下げ

 日本航空は4月からの燃料サーチャージを大幅値下げすることを発表しました。全日空も続くものと思われますが、すでに原油40ドル前後なので 当然といえば当然なのです。 実際のところ、シンガポール原油基準に3ケ月毎に決められるので反映は遅れ気味はいたしかたないことです。
 一方、金融危機と景気後退に伴う国際線の顧客減少は 航空会社にとってサバイバルをかけてコストダウンするしか生き残る道はなさそうです。全般にいえますのは、徹底的にキャッシュ・アウトを防ぐ企業は生き残れる企業といえそうです。
 いずれにして、北米まで数万円だったサーチャージが数千円ですので 日本の海外渡航観光客にとっては朗報といえそうです。