未曾有の領域に入った欧米および日本経済、また、低成長に入った中国。資産は投資ではなく、どう守るかが問われています。 ただし、日本円だけで通貨を保有するのもリスクがあり、人民元、ドルの保有も必要です。すでに金融システムが機能マヒを起こし、中央銀行のみがその資金供給先となった今日、金融資本主義は新しい仕組みがないかぎり停止してしまうのではないでしょうか。 また、中国、ベトナムについてもレポートいたします。

火曜日, 2月 10, 2009

GDP速報値

 2008年第三四半期(10-12月期)実質GDPは 2/16の週 内閣府より発表予定ですが、対前期比 -3%、対前年同期比-13% になりそうです。 輸出の急速な落ち込み、機械受注減などその要因をあげればいろいろありますが、マーケットは今週 折込済みとなるでしょう。
 問題は 第四半期(1-3月期) であり、企業倒産数 1月だけで1,360件と昨年比16%増と増え続けています。 輸出減に加え、内需の落ち込みがでてくるとGDPのマイナスが驚異的になってしまいます。  今後資金売り上 3月決算を乗り越えられない企業が、増えそうですが 手元流動性の確保が企業のサバイバル上 最重要課題であることは いうまでもありません。
 個人もキャッシュ・アウトを控えあらゆる事態に備えなければなりません。