未曾有の領域に入った欧米および日本経済、また、低成長に入った中国。資産は投資ではなく、どう守るかが問われています。 ただし、日本円だけで通貨を保有するのもリスクがあり、人民元、ドルの保有も必要です。すでに金融システムが機能マヒを起こし、中央銀行のみがその資金供給先となった今日、金融資本主義は新しい仕組みがないかぎり停止してしまうのではないでしょうか。 また、中国、ベトナムについてもレポートいたします。

月曜日, 3月 29, 2010

米国債 10年もの金利動向

 長期金利が3.86%台となり 景気上昇かと見るふしがありますが、長期金利が上昇するのは インフレ懸念がでてきたときか、国債売れ行きの不良などで国債が消化されない場合が考えられます。
 さて、アメリカの金利上昇をどう判断するかですが、FRBのバーナンキ議長は警告を発しています。それは規模が大きすぎて多額と言えない負債を抱えているからです、長期金利の上昇は当面先のことでないと困ります。