未曾有の領域に入った欧米および日本経済、また、低成長に入った中国。資産は投資ではなく、どう守るかが問われています。 ただし、日本円だけで通貨を保有するのもリスクがあり、人民元、ドルの保有も必要です。すでに金融システムが機能マヒを起こし、中央銀行のみがその資金供給先となった今日、金融資本主義は新しい仕組みがないかぎり停止してしまうのではないでしょうか。 また、中国、ベトナムについてもレポートいたします。

土曜日, 4月 17, 2010

人民元対ドル切り上げ観測の影響

 シンガポールドルは2008年8月以降 対ドルで1.3%上昇し1.372シンガポールドルまで上昇しています。市場の観測では人民元の対ドル切り上げ観測よりアジア通貨が上昇していると見られています。
過去19ケ月から23ケ月の間 韓国ウォン 0.6%、台湾ドル 0.5%、マレーシアリンギットも0.5%それぞれ上昇しています。 世界的なドル高傾向にある中 アジア通貨は上昇しているわけですが、人民元が5%切り上げされる見込みがある中、円も含めさらなる短期的な上昇が予想されます。