未曾有の領域に入った欧米および日本経済、また、低成長に入った中国。資産は投資ではなく、どう守るかが問われています。 ただし、日本円だけで通貨を保有するのもリスクがあり、人民元、ドルの保有も必要です。すでに金融システムが機能マヒを起こし、中央銀行のみがその資金供給先となった今日、金融資本主義は新しい仕組みがないかぎり停止してしまうのではないでしょうか。 また、中国、ベトナムについてもレポートいたします。

木曜日, 4月 29, 2010

ユーロドルの動き

昨日4/28 ユーロドルは1.31144の直近でのユーロ安値となりましたが、昨年3月3日 1.24562に近づいてきています。 ギリシア、ポルトガルの格下げから 昨日はスペインの格下げと続いていますが、ギリシア国債はジャンク債のレベルまできていますが、マーケットは地中海クラブへの売り浴びせがポルトガル、スペインまでおよんでいる状況です。
 以前からお伝えしていますように本丸はイギリスなのですが、ユーロ加盟国でなかったのが幸いしているようです。
 ユーロは発足以来0.8ドル台レベルが安値ですので、1ユーロ=1.2ドル台は通過点に過ぎないかもしれません。