金融経済に引っ張られる実態経済
肌感覚で景気はいっこうによくなっていないというのが実感で いくら 日経225が10000円台を回復したといっても それは株式市場だけの話? というのが日本の実態です。
おりから デフレ経済が進行しており どこに行ってもディスカウント店は繁盛しています。 これは いつも言いますが 世界経済における均衡論の観点でいえば、日本において賃金が上昇することはなく 消費構造が変化していく過程であると分析できます。 今後 成人男子が年収500万円で 夫婦共働きでやっと 家と子供の(私立の)教育費をまかなえる という時代です。 持ち家と子供への教育費を 放棄すれば いいのですが、さて、どうなっていきますか。
一方、知識と経験を未につけた一部の層は金融経済の恩恵を受けることができます。 この層は 年齢に関係なく 努力して 失敗もし 這い上がって 地位を築くことができる人たちです。
実態経済だけでは なかなか はいあがれない時代にはいってきました。