週明けN.Y.為替マーケット
エジプト反政府運動は6日目にはいっていますが、ドルは弱含みです。 ドル円は ドル高値82.256円から82円をわる流れです。 円>ドル ユーロは、スイスフラン、円、ドルに対して弱含んできています。
先週のS&Pの日本国債格下げはやはりドル円に影響はでず、今後 スペイン、フランス、ベルギーの格下げによりユーロに注目が移っていくでしょう。
未曾有の領域に入った欧米および日本経済、また、低成長に入った中国。資産は投資ではなく、どう守るかが問われています。 ただし、日本円だけで通貨を保有するのもリスクがあり、人民元、ドルの保有も必要です。すでに金融システムが機能マヒを起こし、中央銀行のみがその資金供給先となった今日、金融資本主義は新しい仕組みがないかぎり停止してしまうのではないでしょうか。 また、中国、ベトナムについてもレポートいたします。
エジプト反政府運動は6日目にはいっていますが、ドルは弱含みです。 ドル円は ドル高値82.256円から82円をわる流れです。 円>ドル ユーロは、スイスフラン、円、ドルに対して弱含んできています。
3日目にはいったエジプト市民のムバラク大統領への抗議デモに対して、日本時間 昨夜 オバマ大統領は、エジプト市民はリダーを決める権利があると事実上、現政権を支持しない声明をだしています。
1/28のマーケット N.Y Dowは 199ポイント下落で-1.39%、FTSE -1.4%、DAX -0.74% とチュニジアから始まったアラブ民衆の反政府運動がエジプトでも3日目は大規模となりリスク回避で株売りとなりました。 一方、商品市況は金が+1.49%、銀は+3.44%,石油 +4.5%の上昇です。
昨日のS&Pの日本国債格下げアナウンスに際して失態を演じた菅首相でしたが、フィナンシャル・タイムスは昨日のブログと同じような記事を皮肉たっぷりに書いています。
ロンドン市場時間 S&Pによる日本国債の格下げ(AAからAAマイナス)が発表されサプライズで83円までもどしましたが、このところ81円90銭から83円70銭でのレンジ相場で まだそのレンジ内を動いているにすぎません。 ただし、83円70銭をぬけると84円80銭まではいきそうです。
財務省出身の与謝野大臣は、財務省が発行している政府債つなり「国債」の借金に頭を悩ませている一人です。いずれ1000兆円を超えようとする借金の利払いだけで膨大な金額ですが、金利が上昇するとその額もはんぱではありません。
通貨デリバティブ商品が日本の企業、学校法人、地方自治体に広くはびこおているのは関係者は知るとこですが、このところ中小企業の破綻の原因に「通貨デリバティブ」が目だってきているので金融庁が調査することになったようです。
1/11 日経新聞 夕刊が報じた記事によりますと、日本政府はアイルランド政府支援債約1000億円を購入することでアイルランド政府を支援するとのことのようですが、本当ですかというのが正直な感想です。
本屋さんに行くと恐慌ものの本に加えて、国債暴落によるハイパーインフレをあおるような本も見受けられます。
新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくご愛顧のほどよろしくお願いいたします。