未曾有の領域に入った欧米および日本経済、また、低成長に入った中国。資産は投資ではなく、どう守るかが問われています。 ただし、日本円だけで通貨を保有するのもリスクがあり、人民元、ドルの保有も必要です。すでに金融システムが機能マヒを起こし、中央銀行のみがその資金供給先となった今日、金融資本主義は新しい仕組みがないかぎり停止してしまうのではないでしょうか。 また、中国、ベトナムについてもレポートいたします。

土曜日, 11月 27, 2010

ドル高は欧州危機、長期金利上昇によるもの?

 ドル円は83.74銭を抜けて、次のレジスタンス 85.85銭を目指しドル高が続くものと考えられます。一方、ユーロドルは 来週1.32を割り1.31ドル台にはいりますが1.308が当面のサポートとなりそうです。そこを割れると1.28ドルを目指すでしょう。

ユーロ豪ドルは24日に1.35528の安値をつけ、年初の高値1.59542から下落中です。ドル豪ドルはパリティ後、1.01829の高値をつけましたが0.96129のドル高で推移しています。

金曜日, 11月 19, 2010

インフレ懸念

 日米とも長期金利 上昇ぎみですが、はたしてインフレはやってくるのか? 今後 資源・一部の穀物などの上昇がありインフレ懸念があります、人口増加が続いているアメリカ経済は GDP 3.0%以下の成長の場合インフレではなく、スタグフレーション懸念となります。
 FRB議長 ベンもそのことがわかっていますので、金融緩和には様子をみながらとなっています。教科書的にはマネー供給が一定限度を超えるとハイパーインフレを引き起こすとなっていますが、新興国の存在がその懸念を打ち消す可能性が高いのです。
 アメリカ 3%以内の低成長が続けば デフレには突入しなかったということになります。 先進国債権バブルが崩れると突然の長期金利上昇で世界経済は混乱に突入ということになってしまいます。

土曜日, 11月 13, 2010

ドル円の動き

 現在、ドル高へ動いているドル円におやとおもっていらっしゃる方が多いと思います。 直近 82.798円をつけていますが、トレンドでは83.73円まではドル高円安へいきそうです。 そこを抜けると次は85.80銭がレジスタンスとなります。

 トレンドがドル高貴重に変わると、79.75銭の史上最高値突破は1ケ月以内との声は沈静化しそうです。 来年 5-6月頃には 70円台になっているかもしれませんが、当面 ドルが強ぶくむでしょう。

金曜日, 11月 12, 2010

何も変わっていない

 FRBの金融緩和(QE2)、G20などなど 話題になってもマーケットの状況は深刻です。
もともと アイルランドの危機はニュースになっていましたが、市場はN.Y.へ傾注 先週から欧州危機が表面化してきたにすごいません。

 前回 ユーロドル 1.4000レベルが高値という指摘は、1.42800までオーバーシュートしたにすぎませんでした。 基本 ドル高になってきていますが、新聞、雑誌は 欧州危機と騒ぎ出し始めることでしょうか。

危機の連鎖は 欧州(南欧........イギリス)<アメリカ<日本の順番です。 中国はすでに市場閉鎖の法的整備が終わっていますので、影響は少ないでしょう。