ドル108円台から104円台へ下落か!
ドル円は6/16につけた108円59銭が当面のドル高で、6/26以降 原油高、米系大手金融機関経営不安説の再燃などにより急落し、6/26先週末現在 106円16銭 今後 104円台まで下げそうです。
このところのアメリカの景気後退懸念が現実のものとなってダウは下落、アジア市場もインフレ懸念より下落で、株式週明けの東京株式市場は円高・株安の様相です。
円は 当面 104円20銭あたりを目指して動きそうです。
未曾有の領域に入った欧米および日本経済、また、低成長に入った中国。資産は投資ではなく、どう守るかが問われています。 ただし、日本円だけで通貨を保有するのもリスクがあり、人民元、ドルの保有も必要です。すでに金融システムが機能マヒを起こし、中央銀行のみがその資金供給先となった今日、金融資本主義は新しい仕組みがないかぎり停止してしまうのではないでしょうか。 また、中国、ベトナムについてもレポートいたします。
ドル円は6/16につけた108円59銭が当面のドル高で、6/26以降 原油高、米系大手金融機関経営不安説の再燃などにより急落し、6/26先週末現在 106円16銭 今後 104円台まで下げそうです。
消費者物価指数が1.5%上昇と発表がありましたが、日本もすでにインフレ経済にはいいているのは生活者の実感ではないでしょうか。 ロンドンでの地下鉄料金が日本円で1000円、モスクワでホテル滞在費が高騰など 日本円の実質レートが下がっているのであって ユーロやルーブルに対してドルと円は弱い通貨となっています。
洞爺湖サミットを7月に控えて 日本は環境問題でリーダーシップをとろうと準備をしています。日本の省エネなど環境技術は世界のトップクラスであるため、中国は日本の技術が欲しくて欲しくてたまらないようです。 しかしながら、自動車業界においては進んでいるのはヨーロッパであり、ガソリン・エンジンヨリCO2発生率が20%は少ないディーゼル・エンジン(人体に悪影響をおよぼすCO発生をしない対策済エンジン)が約50%となっています。 日産・ホンダは次期車種に搭載すべく研究開発に取り組んでいますが、トヨタは様子見のようです。
アジア通貨は国内インフレで通貨安傾向ですが、年初らい円に対する 変動率を調べてみました。
本日の上海株式市場 6.5%の下落、香港 2.3%の下落、日経 2.2%の下落と主要マーケット 軟調です。 また、2日間上昇を見せたベトナム ホーチミン株式市場 2.3%下落で インデックスは373ポイントと崩れてしまいました。
ECBは インフレ懸念により金利引上げをするだろうといわれています。一方、FRBは金利引上げはできないため、口先介入でドル安(特にユーロに対して)を防ぎたいようです。 しかしながら、日米欧の協調介入がないかぎり、ドル安の流れは止まらないというのがマーケットの見方です。
上海株指数は、本日 3000ポイント割れ寸前で 先週末 7.7%下落しました。香港ハンセン指数4.2%、台湾 2.5%、日経1.1%と総崩れとなりました。 それぞれ要因がありますが 世界的なインフレが当面 金利引き上げ予想いよる 株式から資金引き上げがあげられます。